2本目。濃、、、厚、、、な、、展示めぐり、、、。
この頃気になる言葉のできごと。
どうしても共有しておきたい。
とある昼休み。
エレベーターで社員食堂のある階へ向かおうとする。
上のボタンを押すがなかなか来ない。
後ろから他社の女性2人が楽しそうに会話しながらやってくる。
わりときれいな30代キャリアウーマンってかんじ。
「A子ちゃん、今日のお昼何食べたい?」
「えー、特にないですねぇ。最近夏バテしちゃってるんですよねぇ。」
「あらそう、、、最近暑いものね。」
「先輩は何か食べたいものあります?」
「わたし?ん~、、、、、、、、、、、濃厚な、、担担麺かしら。」
「あ、いいですね!」
まて、なんか、、エロくね?
なんだろう、言葉の組み合わせが全体的にエロい。
奇跡の組み合わせだと思う。
先輩そもそもなんでわざわざ「普通の担担麺」じゃなくて「濃厚な担担麺」なんだよ、、なんで夏バテって言ったのに「濃厚」なんだよ、、
あと絶妙な「間」ね。
なに言うんだろうっていう緊張感がある。
揺さぶってくる。これが30代のお姉さまだから出せる余裕なのか。。。
それに加えてきっとこれは「暑さのせい」だ。「夏のせい」だ。。
カルピス飲みたい。
なんだかエレベーター乗ってるとき不覚にもずっと考えてしまった。。
翻弄された2016年、夏。わるくない。
あ、ここから1ミクロンも関係ない話になるのでご承知おきを。
夏休み行きたい展示がありすぎて、
かといって行って感じたことを忘れないように、綴っていこうと思う。
それこそ、毛が生えた、形跡を残す。
オープン・スペース2016 メディア・コンシャス 展
ICC | オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス
・プログラミング
最近耳にするようになったことば。
とてつもなく無限で、新しい可能性に満ちた分野。
一般人からすると未知の世界で、とても難しくて近寄り難い気がするけど、
わかりやすいところで言えば「Perfume」とか、「ポケモンGO」とか、
いつの間にか私たちの身近なところにいたりする。
そんな感じで素人の私たちにも最新のメディアアートを体感させてくれる展示。
もっと見ていたいという好奇心と自分がわからなくなる恐怖心の混濁した意識の中で楽しませてもらった。
体験できるものの中には整理券を配っているようなものもあるから夕方前に行くのがおすすめ。
東洋・日本 陶磁の至宝 ー豊麗なる美の競演ー
さっきのICCの展示とは180度変わる。
私たちの生活に近しくもあり、歴史的なものでもある。
中国・朝鮮・日本のやきものを通してわかる歴史や関係。
全国のやきものがなぜ、形や質、絵付けが変わってくるのか、気になるところ。
その土地の環境はもちろん、時代ごとに起きた出来事や、異国からやってくる人によって、守られる技術もありながら新たな技術が生まれていく。
志野・織部・唐津・京・萩・古九谷・柿右衛門・色鍋島などなど、、
今回展示されている、それこそ江戸時代につくられた作品をみてもなんの違和感もなく美しいと思わせるってすごい。鳥肌が立つ。
あと今回初めて出光美術館に行ったのだが、
とてもいいつくりをしていて皇居の外堀が見える。
これがすごい落ち着く。
昼寝したくなる。
あとここで素人感で言ってしまうのだが、グッズのセンスがいい。
普通美術館てゴリゴリの彫刻とかモナリザの絵葉書とか多い気がして。
ああいうのって行った本人はいいけど、
もらった人って正直そのテンションについていけないから微妙だったり。
出光美術館は行ってない人ももらって「きれいだな」って思えるものが多かった。
これはおまけ情報。
ここ最近で一番気に入った絵はがき。焼きものの後ろとかに置いたらかっこいいはず。