3本目。やきものって。まぁ、ヨーグルトでも飲みながら

お盆。墓参りに来てる。

じいちゃんを乗せて兄が車で駅まで迎えに来た。

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ヨ。。。

 

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サイズ。。。

 

だめだ…

もともと兄とは性格があまりに違い過ぎて、常々理解出来ない部分はあったが、特大サイズのヨーグルトを常飲する、私の想像の斜め下からバウンドして遥か上をいく兄とは今後も理解し合うことが難しいと確信した。

 

 

さておき、2本目で紹介した

「東洋・日本 陶磁の至宝展」

興奮気味に書いたけど、

 

やきものって素人にはちと…

 

っていう話があったので少しでも興味を持ってもらえるように砕いて話したい。

 

やきものって大きく分けると2つ。

・うつわ

・オブジェ

最初は器に沿って話していこうと思う。

私もまだオブジェに関しては勉強途中なので、今後少しずつ書いていけたらと思う。

  

清水焼の叶松谷さんの器で紹介すると

ちょっとわかりやすいかもしれない。

 

この作家さんは使う人をおもてなしする器を作る。

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古染付 松竹梅 小蓋物。

 

器部分には 松と竹の絵付。

蓋部分には 梅の絵付。

 

ぜーんぶおめでたい柄だから、

お家でおめでたいことがあった日、

お正月なんかに使ってもいい。

 

蓋を取ってみる。

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なに入れる?

 

煮物。

おしるこ。

お吸い物。

ご飯少なめだっていい。

 

蓋を見てみる。

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なにいれる?

 

お漬物。

お醤油。

ぐい呑として日本酒をクイっと。

 

また戻ってみる。

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茶碗蒸しなんかもいいかもしれない。

 

 ちょっとわくわくしない?

 

一つのうつわからいろんな想像が広がる。

そのまま飾っていても絵付けに惚れ惚れする。

ただいろんな方法で使ってあげるのが本望。

 

器は出会い。
洋服と一緒なのかもしれない。

このブランドの服のデザインが好き。
この陶芸家さんの作品のかたちが好き。
この洋服のサイズ感が自分の体型に合ってる。
この作品は自分の生活にあってる。
この白シャツと黒パンツ合わせよう。
家にある竹のお盆にこの器を合わせよう。

 

そんな感覚と一緒。
もちろん一目惚れもあり。

 

お気に入りの洋服を着た日は少し気持ちがいいのと一緒で、お気に入りの器を使って食べた料理やお酒はなんだか美味しく感じる。

 

こんな感じで自分も勉強しつつ、少しずつ紹介していきたい。